「自分のイメージの色」って知っていますか?
自分の好きな色ならあるけど、「自分のイメージの色」は自分では分からないですよね。気になったので調べてみると、自分は”岩井茶(青緑)”でした。
日本語の青緑の意味を調べてみたら、「洗練」「品格」「自己中心」「理想主義」「解放」といった言葉が出てきました。当たっているのかな…?
日本の色にはそれぞれ意味がありますが、英語のカラーの意味も日本語の意味と同じなのか気になりませんか?そして、日本では、”ブルーな気分” ”隣の芝生は青い”といった表現がありますが、英語にもそのような表現はあるのでしょうか?
今回は、「あなたのイメージの色は?」色のイメージ&カラーに関する英語の表現!についてまとめてみました。
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「あなたのイメージの色は?」
まず、こちらで自分のイメージの色を調べてみましょう↓
あなたのイメージの色は何色でしたか?
あなたのイメージの色は何色ですか?
image color = イメージカラー
と言ってしまいがちですが、ネイティブに”image color”といっても意味を分かってもらえない可能性が高いです。
themeは”テーマ””主題”という意味ですが、日本語でいう”イメージの色”を伝えたいときは「theme color」と言えば分かってもらえるはずです^^
色のイメージ&カラーに関する英語の表現
青【blue】
英語の青色には、「希望」「忠実」「優秀」といったプラスイメージ、そして、逆に「憂うつ」「わいせつ」「陰気」といったマイナスイメージもあります。
日本語で「ブルーな気分」と言いますが、英語でも「feel blue」と表現します。
お金持ち(貴族)の人に対して、「blue blood」という言い方をする場合もあります。
もともとは、白い肌に青い血管が浮き上がることを誇りにした人たちが使い始めた表現なんだって。僕は呼ばれたことない(笑)
青に関するいろいろな英語の表現
blue movie:ポルノ映画(日本ではピンク映画)
blue Monday:憂鬱な月曜日
once in a blue moon:珍しいことに(月が青く見えるのは珍しいことなので)
突然雨が降ってきた
緑【green】
英語の緑色には、「活気」「生命力」「歓喜」などプラスイメージ、そして、「未熟」「嫉妬」といったマイナスイメージもあります。
青年や青二才など、日本語では若い人を若い草の色である「青」で表現しますが、英語では「緑【green】」で表現します。
ガーデニングが得意なことを、英語では「have/has a green thumb(緑の親指を持っている)」と表現します。
また、「green」には「嫉妬」というイメージもあり、「the green-eyed monster(緑の目をした怪物 = 妬み、嫉妬)」という表現もあります。
緑に関するいろいろな英語の表現
green youth:青二才
have a green thumb:ガーデニングが得意
green with envy:ねたむ
go green:環境にやさしくする
隣の芝生は青い
「日本では隣の芝生は青い」だけど、英語では「緑(green)」と言うよ
芝生は「緑」だもんね
赤【red】
英語の赤色には、伝統的には、「愛」「情熱」「血気」「興奮」「革命」などを表し、血やバラが赤の典型とされていました。今では、政治的には、「危険」「極端」「過激」、また、怒りや恥ずかしさからくる「赤面」ともいいますね。
赤のイメージは、英語も日本語も似ているね
英語でも赤にはアクティブなイメージがありますが、「see red」は、牛が赤い布を見て興奮することからできた表現です。
また、夜行便に乗るとあまり寝付けず、寝不足で目が赤くなることから、「red eye(夜行便)」というフレーズもあります。
赤に関するいろいろな英語の表現
red-handed:現行犯で
paint the town red:街で騒ぐ
see the red light:危険に気がつく
彼女は人を怒らせるのが得意だ
紫【purple】
英語の紫色には、「高貴」「豪華」といったプラスイメージ、そして、「仰々しさ」「俗悪さ」といったマイナスイメージがあります。
「purple」は皇族や貴人などを意味します。なので、貴族(貴人)と結婚するという意味で、「to marry into the purple(玉の輿に乗る)」という表現があります。
日本語だと怒りで顔が「真っ赤」になるという言い方をしますが、英語では「紫」を使って「go purple with rage(怒りで顔が真っ赤になる)」と言います。
紫に関するいろいろな英語の表現
be born in the purple:王家に生まれる
purple passion:熱狂
with a purple passion:はげしく
彼はかなり怒っていて、怒りで顔が真っ赤になった!
ピンク【pink】
英語のピンク色は、「健康」「活力」「極致」といったプラスイメージが強いです。
「健康そのもの、元気いっぱい」を表現するときに「be in the pink of condition/health」という表現することがあります。
アメリカでは、新生女児の産着には、ピンク色のものが選ばれることが多いよ
ちなみに、英語の「pink」には卑猥というイメージはありません…
ピンクに関するいろいろな英語の表現
be the pink of perfection:申し分のない
see pink elephants:(お酒や薬物で)幻覚が見える
the pink slip:解雇通知/車の権利書(もともと、ピンク色の紙だったので)
おじいちゃんに会った時、おじいちゃんの車の権利をくれて私を驚かせた
黄【yellow】
英語の黄色には、「裏切り」「卑劣」「臆病」といったマイナスイメージがあります。
日本の黄色には「明るい」「元気」イメージがあるけど、違うね~
黄色は「臆病」な人を表す時に使われる事が多いようで、「yellow streak(臆病な性格)」という表現があります。
事実以上に感情をあおるような内容の報道のことを「yellow journalism」といます。日本でも「イエロージャーナリズム」と呼ばれています。
黄に関するいろいろな英語の表現
yellow looks:ねたましそうな目つき
too yellow to fight:臆病すぎて戦えない
yellow alert:第一次警戒警報
彼女には臆病なところがある
白【white】
英語の白色には、「純潔」「潔白」「真実」といった、プラスイメージを持つことが多いです。
日本の「白」のイメージと同じだね!
「誰かを傷つけないためにつく嘘や、誰も傷つかない嘘」のことを「white lie」と言います。
Your stir fry is very soft …and delicious.
作ってくれる野菜炒めは柔らかくて…美味しい
…Is that a white lie?
それ、「白いウソ」じゃない?
白に関するいろいろな英語の表現
raise the white flag:降参する
a white elephant:大きくて扱いにくいもの、無用の長物
make one’s name white:汚名をそそぐ
彼女のケーキはおいしかったと嘘をついた
黒【black】
英語の黒色には、「死」「不吉」「悲哀」「失望」といった、マイナスイメージを持つことが多いです。
これも、日本の黒のイメージと同じで覚えやすいね
殴られたり怪我をしたりして、目のまわりが青黒くなっている状態のことを「black eye」と言います。
また、失神するときは「black out」と言います。日本でも「目の前が真っ暗になる」って言いますよね。
ひと文字で「blackout」と言うと「停電」という意味だよ。
黒に関するいろいろな英語の表現
blackmail:ゆすり
black-and-blue:打撲で黒い痣になって
black sheep of the family:厄介者、家族の恥さらし(白い羊の中に黒い羊がいる)
be in the black:黒字
彼女は目を壁にぶつけて、目の周りが黒くなった
彼は1日中外にいて失神した
【動画】英語のカラー(色)を正しく発音できますか?
まとめ
今回は、「あなたのイメージの色は?」色のイメージ&カラーに関する英語の表現!についてまとめてみました。
白黒は日本の色の意味とほぼ同じでしたが、黄や緑は少し意味が異なり、意外でしたね。
普段から親しんでいる「色」をつかったフレーズだと、新しいイディオムを覚えるよりも、イメージがつきやすく記憶にも残りやすいと思います。
「あなたのイメージの色」を調べて、自分のイメージの色を英語でお友達にも説明してみてくださいね^^
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