「たまたま友達に遭遇した」
「たまたま運が良かった」
「偶然、昔の写真を見つけた」
日常の中では、偶然に何かを見つけたり、道端でばったり出くわしたりさまざまな「偶然」がありますよね。
日本の「たまたま」「偶然」は、どんな時にでも使える便利なフレーズです。英語にも「たまたま」「偶然」を表す表現はいくつかありますが、シチュエーションによって「偶然」の表現を使い分けます。
本記事では、ネイティブがよく使う「たまたま」「偶然」を表す英語のフレーズを8つご紹介します。
ネイティブ音声付きで学べるので、発音もバッチリです。
英語をフレーズごと“まるっと”覚えられる&発音も上手くなる【トーキングマラソン】まずは2週間無料でお試し!「たまたま」「偶然」は英語で
日本語で「たまたま」「偶然」を表現する英語のフレーズには、以下のようなものがあります。
- happen to ~:何かを「たまたまする」
- come across ~:何かを「たまたま見つける」
- stumble on ~:何かを「偶然見つけ出す」
- run into ~:誰かと「偶然会う」
- coincidence:「偶然」「奇遇」
- by chance:「運によって」「偶然に」
- by accident:「偶然に」「うっかりして」
- lucky:「幸運」「まぐれ」
「たまたま」「偶然」を英語で表現するフレーズは、状況やニュアンスに合わせて使い分けることが大切です。
以下、それぞれの英語表現を例文と一緒に分かりやすく説明するね
「たまたま」「偶然」を表す英語フレーズと例文
happen to ~:何かを「たまたまする」
「たまたま」「偶然」を表す英語表現には、いくつかの種類がありますが、その中でも、最も一般的な表現が「happen to」です。
「happen to」は「偶然~する」という意味で、”to”の後ろに動詞を置くことで、いろいろな行為を偶然にしたことを意味できます。
I happened to meet my old friend in the park.
偶然、公園で昔の友達に会いました。
「happen to」は、さまざまな状況で使える便利なフレーズだよ
例えば、友人や知人と偶然会った場合や、道端で拾った財布など、日常生活でよくある「偶然」を表現するのに役立つよ
たまたま彼を知っている
こうなったのは偶然です
たまたま良いレストランを知っていた
友達がデートしているのをたまたま見た
I think I lost my earring in your car. Let me know if you happen to find it.
あなたの車でピアスなくしたみたい。偶然見つけたら教えてね
Sure thing.
もちろん
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come across:何かを「たまたま見つける」
「come across」は「横ぎる」「頭をよぎる」という意味ですが、「たまたま」「偶然見つける」という意味でも使われる英語フレーズです。
I came across a rare book in the library.
図書館で珍しい本を見つけました。
「come across」は、基本的には「物」を偶然見つけたときに使われる表現だよ
例えば、路上で財布を見つけた場合や、図書館で珍しい本を見つけた場合などに使えるよ
偶然、家の近くで新しいパン屋さんを見つけた
もし偶然ピアスを見つけたら、教えてください
棚を整理しているときに、昔の写真を偶然見つけた
stumble on:何かを「偶然見つけ出す」
「stumble」は、「つまずく」「よろめく」という意味ですが、「stumble on」で「偶然でくわす」「偶然見つける」という意味になります。
I stumbled on an old friend at the grocery store.
食料品店で、偶然昔の友達に会いました。
「stumble on」は、基本的には「人」や「アイデア」など、目に見えるものや形のあるものを偶然見つけたときに使われる表現だよ
例えば、街を歩いているときに新しいレストランを見つけた場合や、食料品店で昔の友達に会った場合などに使えるよ
偶然、良いレストランを発見した
彼は、公園で偶然子犬を見つけた
ある日たまたま、ステキな小さなカフェを見つけた
run into:誰かと「偶然会う」
「run into」は「~に走っていく(そして衝突する)」という意味ですが、日常会話では「ばったり会う」「鉢合わせする」という意味で使われます。
I ran into a celebrity at the store.
店で有名人にばったり会いました。
「run into」は、基本的には「人」や「物」と偶然会ったときに使われるよ
例えば、公園で昔の友達に会った場合や、店で有名人に会った場合などに使えるよ
昨日の夜、偶然エマに遭遇したよ
さっき偶然ケンに会ったんだけど、週末にパーティーがあるらしい
モールで偶然遭遇したの、覚えてる?
coincidence:「偶然」「奇遇」
「coincidence」は「偶然の一致」「同時に何かが起きること」という意味です。
何か驚くほどの偶然が重なったとき、この英語でそれを表現してみましょう。
What a coincidence! We’re both wearing the same shirt.
なんて偶然!私たち同じ服着てるね!
「coincidence」は、驚くほどの偶然が重なったときに使う表現だよ
例えば、道でばったり会ったり、何かがたまたま一緒だったときに「すごい!」「奇遇だね!」を表すことができるよ
道で彼女に会ったのは偶然だった
偶然駅でロスに会った
君も来たの?奇遇だね!
My birthday is June 7th.
僕の誕生日は6月7日だよ
really? It’s the same as me. What a coincidence!
ほんと?私と同じだ。奇遇だね!
by chance:「運によって」「偶然に」
「by chance」は「運によって」「偶然」という意味です。偶然に起こった、偶発的なことに対して使われます。文章の最後に付け足して使うことが多いです。
I won the lottery by chance.
宝くじが当たったのは偶然です。
「by chance」は、偶然に起こった、偶発的なことに対して使われるよ
良いことに使う傾向があるけど、悪いことにも使えるよ。その場合は「不運なことに」みたいな意味になるよ
私は偶然彼に会った
友達が偶然、自分の夢の車をくれた
by accident:「偶然に」「うっかりして」
I bumped into someone by accident.
道で知らない人にぶつかってしまいました。
「by accident」は、偶然に起こったことや、うっかりしたことを表す表現
例えば、道で知らない人にぶつかってしまった場合や、うっかり花瓶を割ってしまった場合などに使えるよ
たまたま、ドアの近くで彼女の鍵をみつけた
友達がほかの男性とデートをしているのをたまたま見た
lucky:「幸運」「まぐれ」
「lucky」は、「幸運な」という意味です。日本でも「ラッキーだね」と言いますよね!
良いことや嬉しいことがあった時に、「たまたまですよ」「まぐれですよ」というように使える英語の表現です。
I won the lottery! I’m so lucky!
宝くじに当たった!なんてラッキーなんだ!
「lucky」は、良いことや嬉しいことがあった時に使う表現
「試験に合格した」など、努力の結果ではなく、運が良かった場合に使うこともできるよ
「just(ただの)」や 「only(ほんの)」 をつけると「実力ではなくたまたま」「運だけで」「幸運」というニュアンスが強調できます
(大会で勝ったのは)たまたまだよ!
たまたま予想が当たっただけだよ
Where did you buy this TV?
このテレビどこで買ったの?
Actually, I won the lottery at an electronic store and got this TV! I just got lucky!
電機店の抽選に当たってテレビもらった!たまたま運が良かった!
Actually, I won the lottery at an electronic store and got this TV! I just got lucky!電機店の抽選に当たってテレビもらった!たまたま運が良かった!
Lucky us!
やった!
まとめ
今回は、「たまたま」「偶然」は英語で?ネイテイブが使う英会話フレーズ8つ!についてまとめてみました。
「たまたま」「偶然」という英語の表現にもいろいろありますが、知っている単語もたくさんあったのではないでしょうか?
お友達と偶然、道でばったり会ったら「What a coincidence!」、たまたま懸賞に当たったら「I was just lucky!」のように口に出して言ってみてくださいね☺
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