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「ピーマン」は英語じゃない?アメリカで通じないカタカナ英語【食べ物編】

英語の話

「アメリカンドッグ」
「シュークリーム」
「ピーマン」

これらの言葉、カタカナで書いてあるから英語かなって思いますよね?
英語として通じそうな雰囲気を漂わせているこれらの単語… 海外の人に英語の発音っぽく言ってみたけど伝わらなかったなんてことありませんか?

日本通の方であれば分かってもらえるかもしれませんが、カタカナ英語はほぼ100%、海外では通じません。英語と勘違いして自信満々に言って、自分が恥ずかし思いをするだけなら良いのですが、相手を嫌な気分にさせてしまったり、誤解されてしまうこともあるかもしれません。

本記事では、そんなアメリカで通じないカタカナ英語を、ネイティブ音声付きで解説していきます。

英語で食事を注文したり、海外旅行でレストランに行ったりしたときに、正しい英語表現を使えるように、ぜひ参考にしてください。

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アメリカで通じないカタカナ英語【食べ物編】

アメリカンドッグ「corn dog」

corn dog

発祥地のアメリカではトウモロコシの粉を原料とした衣で作られるので、「Corn dog」と呼ばれています。

「Can I have an american dog?」と注文すると、「アメリカの犬を食べたいの!?」と相手に勘違いされてしまうので気をつけてください!

フライドポテト「french fries」

french fries

「揚げてあるお芋」という意味では正しいのですが、フライドポテトというとジャガイモ丸ごと一個をそのまま揚げた食べ物のようになります。

元々はフランス料理の付け合わせでポテトをフライにしたフリットと呼ばれる食べ物だったんだって。それがアメリカに入ってきた時に”フレンチ風の”という意味の「french fries」という名前になったそうだよ

ハンバーグ「hamburger steak」

hamburger steak

hamburg(ハンバーグ)とだけ伝えたら、ドイツの地名ハンブルクだと思われる可能性が高いです。ハンブルグが発祥地ということもあって、名前にハンバーグが入っているようです。

▼「バイキング」って英語じゃないの?▼

サラダ「salad」

salad

日本語では「サラダ」と発音しますが、アメリカでは通じません。”sa lid(フタ)”のように発音すると通じやすいです。”sa”にアクセントを置きます。

パン「bread」

bread

ほとんどの方は知っていると思いますが、パンは英語で「bread」と言います。日本語のパンはポルトガルの”pao”が語源で、種子島に伝来の際に一緒に伝えられたと言われています。

アメリカでパンというとフライパン(pan)

と勘違いされる可能性が高いよ

プリン「custard pudding/flan」

custard pudding/flan

 アメリカで「pudding」というと「滑らかで柔らかいデザート」という意味になります。とろっとした、気持ち固めなカスタードのような触感のデザートを指します。

日本でいう「プリン」を食べたいときは「custard pudding」または「flan」と言いましょう。

アメリカでは、ババロアやパンナコッタも”pudding”の一種だよ!

シュークリーム「cream puff」

cream puff

puffは「ふわっとふくれたもの」という意味があり、cream puffでクリームが入ったふっくらした物を意味します。

日本語のシュークリームの語源はフランス語の「シュ・ア・ラ・クレム」なんだって

シュークリーム(shoe cream)

….おいしそうな、おいしくなさそうな…lol

ソフトクリーム「soft serve ice cream」

soft serve ice cream

….ソフトクリームで通じそうですよね?
ソフトクリーム(soft cream)は英語で「柔らかいクリーム」という意味になり、まったく分かってもらえません。

ホットケーキ「pancake」

pancake

「pancake」は英語で「pan」で「焼く」、「cake」が「ケーキ」。覚えやすいですね。

ちなみに、アメリカの生地は平らなことが多いです。ふわふわで厚みのあるホットケーキは日本オリジナルなのかな?

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ロールパン「rolls」

rolls/dinner rolls

「ロール(roll)」は英語ですが、「パン」はもともとポルトガル語です。「rollpan」と言っても海外では通じません。英語っぽいんですけどね💦

ピーマン「bell pepper」

bell pepper

ピーマンはフランス語のPimentが語源です。ピーマンは「bell pepper」または「green pepper」と言います。

ちなみに、パプリカは英語では色を付け加えます。

red bell pepper(赤ピーマン)
yellow bell pepper(黄ピーマン)

”paprika(パプリカ)”という単語もあるけど、英語の”paprika”は調味料の”パプリカパウダー”っていう意味になるよ

キャベツ「cabbage」

cabbage

英語の発音は「キャベッジ」「キャビッヂ」という感じです。

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グリーンピース「pea」

pea

複数形になると「peas」になりますが、「ピーズ」と発音します。

ちなみに、アメリカにはpea soupが人気だけど、

グリーンピースが苦手な人には辛いかも💦

Really? I lOVE pea soup!
ほんと?ピースープ、大好き!

コロッケ「croquette」

croquette

潰したポテトに衣をつけて揚げたフランス料理の「croquette」が由来のようです。
アメリカ人にはほとんど通じないので、「fried mashed potato(マッシュポテトのフライ)」のように説明すると良いと思います。

苺ショートケーキ「strawberry sponge cake」

strawberry sponge cake

アメリカ英語で言う shortcake は、「イチゴのような甘い果物とホイップクリームをビスケット生地ではさんだケーキ」のことです。

ちなみにshortcakeのshortは”shortening(ショートニング/ラードなどでできた油)”からきています。「shortcake」は、「ショートニングを使って焼いた、サクサクした生地を使ったケーキ」という意味。

shortcake…日本のケーキとは

まったく別物だね!

マヨネーズ「mayonnaise 」

mayonnaise/mayo

調味料になりますが、カタカナの「マヨネーズ」とは全く違う発音なので、加えてみました。

発音はあえてカタカナで言えば「メイヨネイズ」のような感じです。

「mayo」と省略して言われることが多いよ

アメリカのマヨネーズはジャーに入っているのが一般的で、ナイフですくってパンなどに塗ったりします。アメリカのマヨネーズは甘めで、日本のマヨネーズのような酸味が少ないです。

私はアメリカのマヨネーズが苦手で、

手作りしてた。キューピーは高かったから。

ウスターソース「Worcestershire sauce」

Worcestershire/Worcester sauce

日本語のウスターソースとは全然スペルが違いますね~!

ウースターソースはもともとイギリスのウスターシャー州で作られたことが始まりだそうです。本場のWorcestershire sauceは日本のウスターソースとは味が異なり、アンチョビが入っていて、日本のものより酸味が強いそうです。

まとめ

日本語には、英語から伝わった言葉がたくさんあります。しかし、その中には、英語圏では通じない「和製英語」も少なくありません。

本記事では、そんなアメリカで通じないカタカナ英語を、ネイティブ音声付きで解説してきました。

  • ピーマン:bell pepper
  • アメリカンドッグ:corn dog
  • ショートケーキ:shortcake

今回は、気がついたものを挙げてみましたが、英語で通じないカタカナ英語の食べ物、たくさんありますね!探せばもっとあるはずです。

食べ物の話題で、海外の方と盛り上がることもあると思います。今回ご紹介したものを覚えておけば、とりあえず、食べ物の話題は大丈夫だと思います!

日本独特のカタカナ英語ですが、そんなカタカナ英語を海外の方に説明するのも楽しいかもしれませんね☺

▼食欲の秋、英語で味わおう!▼

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