「それはひどいね!」
「ひどい人だね」
「腰がひどく痛い」
最悪、意地悪、とても悪いという意味で「ひどい」といいますよね。今日は外を歩いていると、どこからか「ひどい匂い」がしてきました💦
日本語で「ひどい」は、様々な場面で使える便利な言葉です。しかし、英語で「ひどい」を表現するときには、状況やニュアンスによって使い分ける必要があります。
このブログ記事では、「ひどい」の英語表現を徹底解説します。基本的な表現から、ネイティブがよく使う表現まで、幅広く紹介します。また、記事内にはネイティブ音声も収録しているので、正しい発音を学ぶことができます。
英語をフレーズごと“まるっと”覚えられる&発音も上手くなる【トーキングマラソン】まずは2週間無料でお試し!「ひどい」は英語で
日本語で「ひどい」は、状況や対象によってさまざまなニュアンスで使われます。英語でも同様に、さまざまな表現が用いられます。
代表的な「ひどい」をあらわす英語の表現は以下の4つ
awful:最も一般的な表現で、日本語の「ひどい」に近い意味
terrible:とても不快な、耐え難い
mean:いじわるな、意地悪な
really bad:とても悪い、ひどい
これらの表現は、以下のように使い分けることができます。
awful:あらゆる状況で使える一般的な表現
terrible:特に、嫌悪感や不快感を伴う状況で使われることが多い
mean:特に、人の言動に対して使われることが多い
really bad:特に、状況や状態が悪い場合に使われることが多い
具体的な例を挙げると、
awful : この映画はひどかった
terrible : この事故は恐ろしかった
mean : 彼はいつも私にいじわるをする
really bad : 彼の成績は本当にひどい
となります。
以下、それぞれの英語表現を例文と一緒に解説していくね!
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「ひどい」の英語表現と例文
awful:日本語の「ひどい」に近い意味
「awful」には、「ひどい」「大変な」「すざましい」と言った意味があります。
「awful」は「目に見えないようなもの」が「ひどい状態」を感じる時に使われることが多い表現です。
「awful」は、人の感情や症状など「ひどい」と感じている状態をあらわすよ
次に説明する「terrible」に似ているけど、「terrible」は「目に見えるもの(物や気候など)」に対して使われることが多いよ
それは本当にひどい
ひどい匂いがする
彼女はひどい人だ
彼は今まであった中で一番ひどい人だ
帰宅途中に、ひどい事故をみた
なんでそんなことしたの?ひどい!
「awful」は、日常会話でよく使われる表現。特に、味や視覚に関連する事柄に対して使うことが多い。また、感情や経験に対して使うこともできる。
Hanasoメソッドの復習システムでフレーズやボキャブラリーが身に付く!terrible:とても不快な、耐え難い
「terrible」には、「ひどい」「とても不快な」「恐ろしい」といった意味があります。
「terrible」は、「目に見えるもの(物、気候など)」の対して使われる表現で、すでに起こっている状態の「ひどさ」を表します。
「terrible」は、「ひどい」と感じていなくても、すでに「ひどい状態」をあらわす表現だよ
「I’m terrible at~」で、「~がとても不得意(ひどい)」という形で使われることもあります。
それはひどいね
彼はひどいサッカー選手だ
ひどい腰痛がある
奥さんの誕生日を忘れたなんてひどい
なんてひどい話だ
私の字はひどい
「terrible」は、「awful」と似た意味合いを持つ表現ですが、やや客観的なニュアンスがある。例えば、「awful」は「ひどくて不快だ」という主観的な意味合いが強いのに対し、「terrible」は「ひどく悪い」という客観的な意味合いが強い。
mean:いじわるな、意地悪な
「mean」には「意味」「意味する」という意味もありますが、この「mean」は「ひどい」「意地悪」という意味です。
「You’re so mean!(あなたは意地悪だ)」は、アメリカ英語でよく使うよ
「mean」は、「ひどい」を意味する英語表現の中では、比較的強い否定的な意味合いがあります。
例えば、「bad」は「悪い」という中立的な意味合い、「not good」は「良くない」という比較的弱い否定的な意味合いであるのに対し、「mean」は「ひどく悪い」という強い否定的な意味合いがあります。
あなたはひどい
彼は本当にひどい人だ
なんでか分からないけど、彼女は私に対して意地悪だ
そんなこと言うなんて、彼女はひどい
そんなひどいことするな
「mean」は、主に人や行動に対して使う表現。特に、意地悪や残酷さを感じさせるような人や行動に対して使う。また、天気や交通状況など、物事に対しても使うことができる。
really bad:とても悪い、ひどい
「really bad」は、英語で「ひどい」を意味する表現の一つです。
「really bad」は、「bad」に「本当に」を意味する「really」をつけたもので、非常に悪い、ひどく悪いといった意味合いがあります。
「はげしく」といったニュアンスもあり、「I miss you really bad.(あなたがとても恋しい)」のように「とても」というポジティブな意味でも使われる時もあるよ
「really bad」は、「ひどい」という意味の「terrible」や「awful」と似ていますが、よりカジュアルな表現です。
私の発音はひどい
夜、ひどい夢を見た
大阪では財布を無くし、電車に乗り損ねた。ひどかった
あなたにめちゃくちゃ会いたい(ひどく会いたい)
「really bad」は、日常会話でよく使われる表現。特に、天気や体調、行動など、さまざまな状況に対して使うことができる。
まとめ
今回は、「ひどい」は英語で?「ひどい人」「それはひどい!」を英語で表現!についてまとめてみました。
英語の「ひどい」には、他にもいくつかの表現がありますが、アメリカ英語で実際によく使われる4つの表現を紹介しました。
今回紹介した表現は、それぞれ微妙にニュアンスが違うので、使い分ける必要があります。
That sounds terrible.:それはひどいね!
He’s an awful person.:彼はひどい人だね
I have a terrible backache.:腰がひどく痛い
Something smells awful.:ひどい匂いがする
He’s mean.:彼はひどいね(いじわるだ)
My writing is really bad.:私の字はひどい(きたない)
「That sounds terrible.」は、あいづちとしてもよく使われるフレーズです。友達が大変な目にあったと聞いたとき、「That sounds terrible(それはひどいね).」のように使ってみてください。
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