「あの先生は厳しいね。」
「この仕事はきつい…。」
「それは難しそうだね。」
日本語の「厳しい」は、さまざまな場面で使われる便利な表現です。
しかし英語では、strict、tough、hard、severe など、状況によって使う単語が異なります。
例えば、
- strict:人やルールが厳しい
- tough:きつい、つらい
- hard:難しい、大変
- severe:深刻な、非常に厳しい
この記事では、「厳しい」「難しい」「きつい」を表す英語表現の違いや使い分けを、例文とネイティブ音声付きでわかりやすく解説します。
「厳しい」をあらわす英会話フレーズ
hard「難しい」
「hard」には「硬い」「難しい」「困難な」という意味がありますが、「厳しい」としても使える英語の表現です。

肉体的・精神的に辛いことを表現した単語なんだけど、比較的どんな場面でも使うことができるよ

日本でいう「ハード」とほぼ同じ意味として使えるね
彼女は自分に厳しすぎる
彼に対して厳しくしないで。頑張っているんだから
あなたに厳しすぎてごめんなさい
その試験に合格するのは厳しい

I failed the exam again. I don’t think I’m smart enough.
また試験に失敗した。わたしって頭悪いね

Don’t be so hard on yourself. I know you’ve been studying so hard.
自分にそんなに厳しくするなよ。頑張ってること知ってるよ

Thanks. I guess I need to relax a little…
ありがと。少しリラックスした方がよさそうだね…
severe 「深刻な」
「severe」には、「容赦ない」「ひどく厳しい」といった意味があります。
問題や病気や事態が「深刻」、天気が「極端に悪い」、罪や非難が「容赦ない」のように、天候などの自然環境や、現実の状況について「厳しい」という場合に使われる英語の表現です。
今年は厳しい冬になりそうです
彼女は今朝早く、厳しい喘息に苦しんだ
彼は重い罰を受けた
strict 「容赦ない」
「strict」には、「厳しい」「厳格な」という意味があります。
自分や他人に対して厳しいなどという場合、「厳格」「頑固」「容赦ない」といったニュアンスで使われる英語フレーズです。

「strict」は、ルール以外の物は受け付けない「厳しさ」があるニュアンスだよ。「厳しい先生」とか。

I’m a strict teacher.
僕は厳しい先生だ

I think it depends.
場合によっては…だよね~笑
彼の先生はとても厳しい
私の両親は宿題についてとても厳しかった
私の学校の校則はとても厳しい
彼女はとても厳しい性格だ
harsh「過酷な」
「harsh」は、「厳しい」「過酷」という意味です。
「harsh」は「とげとげしい」のような語感があり、「厳しい」「深刻な」という場合に適しているので、言葉づかいについても使われる英語の表現です。

人の態度や、天候や環境などを表すときに使われることが多いよ
彼女は厳しい現実にぶち当たった
この国の生活環境は厳しい
職場で、彼はわたしに厳しい言葉を投げた
tough 「厳しい」
「tough」には、「固い」「強い」という意味で知られていますが、「厳しい」「きつい」という意味もあります。
日本語で「タフな」というと困難や苦しさに打ち勝つ強さのニュアンスが強いですが、英語の「tough」は「困難な状態そのもの」を表わします。

人に対して「厳しい」という時に使われることもあるよ
彼は弟に対してとても厳しい
彼女は今、厳しい決断を求められている
私たちの経済状況はかなり厳しい

How was the test?
テストどうだった?

That was tough. I hope I did ok.
厳しかった… 合格だといいな
tight「(スケジュールが)きつい」
「tight」には、「(予定が)ぎっしり詰まった」「(予算などが)厳しい」という意味があります。

日本語の「ちょっと厳しい」に似たようなニュアンスがあるよ

「(スケジュール的に)ちょっと厳しい」ってよく言うけど、そんな時に使えるフレーズだよ
今週はちょっと厳しいです
今週は厳しいです。来週はどうですか?
給料日までお金が厳しい

Did you visit London while you were in UK?
イギリスにいる間、ロンドンに行った?

No, I didn’t have a chance. My schedule was very tight.
チャンスがなかった。スケジュール的にかなり厳しかった

That’s too bad.
それは残念だね~
まとめ
今回は、「厳しい」「難しい」「きつい」を表す英語表現をご紹介しました。
日本語では「厳しい」の一言で表せる場面でも、英語では strict、tough、hard、severe など、状況に応じて使い分けます。
英単語をそのまま日本語に置き換えるのではなく、「ルールが厳しい」「仕事がきつい」「問題が難しい」など、何が厳しいのかを考えると、自然な英語を選びやすくなります。
まずは日常会話でよく使う表現から覚えて、場面に合わせて使い分けられるようになりましょう。
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