「明日からまた仕事だけど、仕方ない」
「天候で旅行が中止になったけど、しょうがない」
日本語では、嫌なことがあった時や、気持ちを切りかえる時、「しょうがない」「仕方ない」という言葉を使います。「しょうがない」は日常の会話でもよく出てくるフレーズですが、いろんなシチュエーションで使える便利な表現ですよね。
そのような「しょうがない」「仕方ない」はネイティブは英語でどのような表現をするのでしょうか?英語では会話の内容によってフレーズが変わるので、ニュアンスによってさまざまな表現を使い分ける必要があります。
今回は、「しょうがない」「仕方ない」は英語で何ていうの?ネイティブが使う、覚えておきたい英会話フレーズ!についてまとめてみました。
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「しょうがない」「仕方ない」を表す英会話フレーズ
「しょうがない」「仕方ない」の英語の表現はいくつかあります。ネイティブが実際に使うフレーズをまとめてみました。
天候や予想外の出来事など、避けられない状況の「仕方ない」
「It can’t be helped.」は、「どうしようもない」「何の解決策もない」「避けられない」「仕方がない」という意味。
天候で旅行が中止になったり、電車が遅れて待たなければいけないときなどに使う表現です。
I got a phone call from the travel agency. Our plane’s been canceled because of the weather. 旅行会社から電話があったよ。天候のせいで飛行機がキャンセルになったって
Seriously? I was so excited to go to Okinawa.
本当に?沖縄に行くの楽しみにしてたのに
Oh well, it can’t be helped. Let’s go to the movies instead!
天候のせいだから仕方ないよ。代わりに映画観に行こう!
I’m sorry I’m late. The accident blocked traffic for hours.
遅くなりすみません。事故があって数時間の渋滞に巻き込まれました。
Don’t worry. It can’t be helped.
気にしないでください。仕方ないですよ。
ほかの選択肢がないときの「仕方がない」
「choice」は選択、「no choice」で「選択する余地がない」というニュアンスになります。ほかに選択肢があればいいけど、ないから仕方がないという場面で使えるフレーズです。
相手のことを言う時は「You have no choice.」
明日仕事に行くしかない。(仕事に行かないと仕方ない)
I thought you have a day off today.
今日は休みじゃなかったの?
Yes, it was. My coworker called in sick so I have to go to work instead.
そうだったんだけど… 同僚が体調壊して休んだから、僕が代わりに仕事に行くことになった。
That’s too bad. I wanted to go shopping with you.
そっか… 一緒にショッピングに行きたかったんだけどな
状況を変えられず、何も出来ないときの「仕方ない」
「I can’t help it.」は、直訳すると「私はそれを助けられない」という意味。
花粉症やインフルエンザなどで体調が悪くて何とかしたいけれども、今すぐには治せないようなとき「しょうがないよ(私にはどうしようもできない)」、また、何かを我慢していたけど誘惑に負けて「仕方ないよね!(逆らうことができない)」というニュアンスで使うことができる英会話フレーズです^^
This cake is so good…!
このケーキ美味しすぎる
I thought you are on a diet.
ダイエット中じゃなかったっけ?
Oh well, this is so yummy. I can’t help it!
う~ん、これ、おいしいから仕方ないよ!(逆らえない)
So sorry. But I have no choice.
ごめんね。仕方ない。
過去のことで何もできないときの「仕方ない」
「What’s done is done.」は、「それはもう済んだことだ」「済んだことは仕方ない」という意味で、「済んだことは、取り消すことはできない」というニュアンスがある英語フレーズです。
過去のことで悩んだり、くよくよしている相手にこのひとことを言ってみましょう!
気にしない方がいいよ。もう済んだことなんだから(仕方ないよ)
I’m sorry that I broke your cup.
コップ壊してごめんね
What’s done is done. Please be careful next time.
済んだことだから仕方ないよ。今度は気をつけてね
I will.
分かった
難しくても嫌でも、それを受け入れる状況の「仕方ない」
「That’s life.」は、直訳すると「それが人生だよ」という意味です。
「人生とはそんなものだよ」「世の中ってそんなものだよ」というニュアンスになり、何かがっかりするようなことが起こったときに、「仕方ないよ」「そういうこともあるさ」という感じで、世の中の不公平さ・理不尽さを受け入れざるを得ない場合に用いられます。
「仕方ないよね」のように、何か不運なことが起こった人や、物事がうまく行かなくて落ち込んでる人に対してなぐさめる時にも使いますよね^^
What’s wrong?
どうしたの?
I didn’t make the soccer team.
サッカーチームに入れなかった
Oh, that’s too bad. But that’s life. Maybe you will make it next year!
そっか、残念だね。でも、人生はそんなものだよね。きっと来年は入れるよ!
まとめ
今回は、「しょうがない」「仕方ない」は英語で何ていうの?ネイティブが使う、覚えておきたい英会話フレーズ!についてまとめてみました。
日本語の「しょうがない」はいろんなシチュエーションで使えますが、英語で「しょうがない」を表現するときは、シチュエーションごとにいろんなフレーズを使い分ける必要があります。
「しょうがない」「仕方ない」は会話の中ではよく出てくる表現だと思います。今回紹介したフレーズを覚え、実際の英語の会話でもぜひ使ってみてくださいね^^
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