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英語がネイティブに通じない理由3つ!発音より大切なことは?音声付!

初心者向け英語学習法

テキストやオンライン英会話でがんばって練習して、思い切って外国人に話しかけてみたけど伝わらなかったってことありませんか?

「きっと私の発音が悪かったからだ…」と過去の私は思いました。

もちろん、正しい発音を学ぶことはとても大事なことです。でも、発音が完璧でないからといって全く通じないかと言えば、実はそうでもないんです。

今回は、英語がネイティブに通じない理由3つ!発音より大切なことは?についてまとめてみました。

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日本人は声が小さい

ネイティブスピーカーが会話している時の声って大きいですよね。電車に乗っていると、外国人の声はなぜかよく聞こえてくる…

英語はもともと、腹式呼吸を使い、日本語よりも息を強く吐く言語です。日本語と発声の仕方が違うのです。口先から声を出している日本人の声はどうしても「届かない」のは「腹式呼吸」をしていないからです。

そして残念なことに、その日本人が英語を話してもアメリカ人のように声がひびかず、やはり聞こえません…

英語の発音は、日本語と違ってあいまいな発音が多いですよね。

たとえば、これらの発音

apple, watch, cup, hot, octopus

a, u, o, どれも「ア」に聴こえませんか?

英語を話す人の発音は、口の開き方、音の出し方、そして、舌の位置も違うため、日本人にとってはとてもあいまいな音です。このような「あいまいな音」を出そうと思ったら、小さな声では表現しにくいのです。

自信がないと、どうしても声が小さくなってしまいます。でも、英語を話すときは間違えてもいいんです。文法を間違えても、へんな単語を使っても、複数のSをつけないと….など、会話中は考えない方がよいです。言いたいことが伝わればよいのです。

会話は楽しめることが一番。自信をもって大きい声を出して話しましょう。

確かに、自信がないと声小さくなる

日本人の声はもともと僕らには聞こえにくいから、いつもの2倍の声を出す方がいいよ。「Speak loud! (大きな声で)」

英語のアクセントやイントネーションの使い方を知らない

英語の会話を聞いていると「音楽みたいだな~」って思ったことないですか?(単語が分からず、英語が雑音のように聞こえるのは置いておいて。笑)

音楽みたいに聴こえるのは、英語は「音の上下や強弱がはっきりしている」からです。

日本語では「こんにちは」は強さも高さもほとんど変えず、フラットに言いますよね。英語では、「こんちは」という人が多いですよね。
日本語はあまりイントネーションやアクセントをつけずに、モノトーンな感じで話します。…が、逆に、英語はイントネーションやアクセントをはっきりとつけて話します。

ここでいう「アクセント」は「単語の中の強く発音する部分」、「イントネーション(抑揚)」は「文章の中の音の上がり下がり」のことです。

アクセントの例

アクセントは「単語の中の強く発音する部分」です。

大好きなデザート「dessert」はssertにアクセントが付きます:dessert

ちなみに、dessertによく似た単語「desert(砂漠)」はdeにアクセントが付きます:desert

「dessert」と「desert」はスペルも発音も違いますが、正しい場所にアクセントを置くことで(発音が間違っていても)通じてしまうこともあります。

単語にはそれぞれ強く発音する箇所があります。文章も肯定文、疑問文、否定文などによってイントネーションのつけかたが変わってきます。

そして、実は、アクセントとイントネーションをしっかりつけて話せるようになれば、発音が多少悪くても、通じる英語を話すことができます。逆に、発音が良くても、アクセントとイントネーションが全然ついていないと、通じにくい英語になってしまいます。そのくらい、アクセントとイントネーションは大事です。

まずは、海外ドラマのセリフなどのアクセントやイントネーションのまねをしながら練習してみてくださいね。

Watch movies and TV shows, and pretend to be an actor(an actress)!
映画や海外ドラマを観ながら、俳優さんになりきろう!

▼発音の練習にはシャドーイングもおすすめ▼

英語は音がつながる【リンキング】

先ほど、「英語の会話は音楽に聴こえる」と書きました。もちろん、アクセントとイントネーションの違いはありますが、なぜ日本人の話す英語は、ネイティブスピーカーのような英語のように聞こえないのでしょうか?

海外で日本人の英語を聞くことが何度もあったのですが、日本人の話す英語はネイティブスピーカーのものと比べると、ひとつひとつ途切れるように聞こえることが多かったです。

たとえば、What are you doing?

ネイティブ:What’s you doing?(わったーゆーどーいん
日本人:What are you doing?(ほわっと あー ゆー どーいんぐ

日本人はすべての単語をしっかり発音する傾向があります。

これは、「英語の音のつながり(リンキング)」や「英語には消える音があること」を知らないからです。日本人だけではなく、英語を学んでいる他の国の方たちも同じです。

「リンキング」を身につけると、スピーキングとリスニング、どちらの英会話スキルも劇的に上達します。

英語のリンキングとは?

英語の「リンキング」とは?リスニング力も劇的にUPするリンキングをマスター
海外ドラマを観てると、「ネイティブの英語が早くてなんて言っているか分からない」「 ネイティブの話す英語はつながって聞こえ...

まとめ

今回は、英語がネイティブに通じない理由3つ!発音より大切なことは?についてまとめてみました。

私も体験しましたが、イントネーションとアクセントが違うと「この人、英語話してる?」というぐらい理解してもらえない可能性が高いです。(…書いたら分かってもらえる^^;)自信がないと声もますます小さくなり、なおさら理解してもらえません。

発音はとても大切ですが、発音の習得にはかなりの時間がかかります。
「イントネーション、アクセント、そして、大きい声で話す」を意識したら、完璧なネイティブと同じ発音でなくても、もっと伝わりやすい英語になりますよ!

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