「指に切り傷ができた」
「こけて足首を捻挫した」
「階段から落ちて、肋骨にひびが入った」
昨日、焦って階段を降りたら、足を踏み外して階段から落ちてしまいました。あざ程度だと思いながらも整形外科に行くと、肋骨にひびが入っていました💦
注意していても、怪我してしまうことはありますよね…「切り傷」「ねんざ」「骨折」は日常でもあることですが、英語で言えますか?
この記事では、骨折、切り傷、捻挫など、さまざまな怪我を英語で表現するフレーズを28個ご紹介します。また、ネイティブ音声付きで発音を学べるので、ぜひ活用してください。
場所と時間を選ばずできる英会話トレーニング英語で怪我を表現しよう!骨折、切り傷、捻挫などの英会話フレーズ
海外旅行や留学中、怪我をしてしまうこともあるでしょう。そんなとき、英語で怪我を表現できれば、病院で適切な治療を受けることができます。
以下では、「怪我」「骨折」「切り傷」「ねんざ」などの英語表現について、例文と一緒にわかりやすく説明します。
「怪我をした」
英語では、この「怪我をした」を「hurt」や「injure」という言葉で表現することができます。
- hurt:軽い怪我や痛みを表す時に使われる
- injure:より重い怪我や負傷を表す時に使われる
日常会話では、以下の表現がよく使われます。
I got hurt.(怪我をした。)
I hurt myself.(怪我をした。)
I injured myself.(怪我をした。)
これらの表現は、軽い怪我から重い怪我まで幅広く使うことができます。
「hurt」と「injure」は、けがの程度に限らず使われる「怪我」をあらわす基本の単語
「injure」は、ニュースなどでよく使われる表現で、さまざまな「怪我や負傷」を表すことができるよ
怪我した
指を怪我した
彼女はけがをした
テーブルの角で足を怪我した
怪我したの?
「切り傷ができた」「縫った」
「切り傷」は、英語では「cut」や「wound」で表現することができます。
- cut:物や人を切るという意味の動詞ですが、名詞としても「切り傷」という意味で使われる
- wound:より重症な傷や、深い傷を指す時に使われる
具体的には、以下のような使い方になります。
切り傷ができた:I got a cut.(切り傷ができた。)
深い切り傷ができた:I got a wound.(深い切り傷ができた。)
また、擦り傷程度の傷は「scrape」、大きな傷は「injury」で表現することができます。
擦り傷:I got a scrape on my knee.(膝を擦りむいた。)
大きな傷:I injured my leg in a car accident.(交通事故で足を負傷した。)
「縫った」は、英語では「stitch」で表現することができます。
縫った:I stitched up the cut on my finger.(指の切り傷を縫った。)
刺繍や縫物の「縫う」も「stitch」だよ
指を切った
転んでひざを切った
昨日料理をしている時に、指を切った
トマトをスライスしている時に、切ってしまった
その傷、痛そう
足を5針縫った
何針縫ったの?
「打撲した・あざができた」
日本語では、軽くぶつけた内出血程度を「あざ」といいます。打撲をしたら「あざ」ができますよね?
英語では、この「あざ」と「打撲」をまとめて「bruise」といいます。
具体的には、以下のような使い方になります。
軽くぶつけて内出血した:I got a bruise on my knee.(膝をぶつけてあざができた。)
打撲した:I bruised my leg when I fell.(転んで足を打撲した。)
このように、英語では「あざ」と「打撲」をまとめて「bruise」を使うので、日本語で「あざ」と「打撲」を使い分ける必要がある場合は、英語でも「bruise」と「bruise」を使い分ける必要はありません。
「打撲」や「あざ」は、英語では「bruise」で表現されるよ
足にあざができた
打撲した
自転車から転んで打撲した
テーブルの角にぶつけて、あざができた
おっきい痣!
「捻挫した」
日本語では「ねんざ」は、足首や手首などの関節をひねって損傷した状態を指しますが、英語では、この「ねんざ」を「sprain」や「twist」という言葉で表現することができます。
- sprain:関節の靭帯(じんたい)や筋肉を損傷した状態
- twist:関節をひねった状態
具体的には、以下のような使い方になります。
ねんざをした:I sprained my ankle.(足首を捻挫した。)
足首をひねった:I twisted my ankle.(足首を捻挫した。)
「twist」は「ねじる」「ひねる」という意味なので、「ねじって捻挫」…覚えやすいね
日本では「足を捻挫した」と言いますが、英語では「足首(ankle)を捻挫した」と表現するよ
足首を捻挫した
足首を捻挫したと思う
階段で足首を捻挫した
「骨にひびが入った」
日本語では「骨にひびが入った」は、骨が完全に折れていないけれど、亀裂が入ってしまった状態を指しますが、英語では、この「骨にひびが入った」を「fracture」という言葉で表現することができます。
- fracture:骨が折れたり、亀裂が入ったりした状態
- hairline fracture:髪の毛のように細い亀裂が入った骨折
具体的には、以下のような使い方になります。
骨にひびが入った:I have a fracture in my arm.(腕に骨折した。)
髪の毛のような細い亀裂が入った骨折:I have a hairline fracture in my arm.(腕に髪の毛のような細い亀裂が入った骨折した。)
「fracture」は、骨が完全に折れた状態も指すので、注意が必要
手首の骨にひびが入った
左腕の骨にひびが入った
階段に落ちて足の骨にひびが入った
「骨折した」
日本語では「骨折した」は、骨が折れた状態を指しますが、英語では、この「骨折した」を「break(折れる)」という言葉で表現することができます。
具体的には、以下のような使い方になります。
骨折した:I broke my arm.(腕を骨折した。)
足を骨折した:I broke my leg.(足を骨折した。)
「break」は、物が折れたり、壊れたりした状態を指すので、「骨折」の意味を連想しやすい言葉です。
また、骨折の疑いのある時は、レントゲンを撮ります。レントゲンは英語だと「x-ray」と言います。
「レントゲン」は、ドイツの物理学者であるヴィルヘルム・レントゲン(Wilhelm C Röntgen)氏がエックス線を発見したことから、日本語で「レントゲン」と呼ばれるようになったそうだよ
ちなみに、「脱臼する」は「dislocate」
X-ray:レントゲン
cast/plaster cast:ギプス
brace:固定用のサポーター
sling:三角巾
足を骨折した
足を骨折しなかった
子供の時、手首を骨折した
手首を骨折したと思う
階段から落ちた時に、骨折した
まとめ
怪我にはいろいろなものがありますが、一般的に「怪我をした」という時は「I got hurt.」「I was injured.」と言います。
具体的な症状は以下のようになります。
- 切り傷:I have a cut on my finger.
- 青あざ:I got a bruise on my finger.
- 捻挫:I twisted my finger.
- 骨折(ひび):I fractured my finger.
- 骨折(完全):I broke my finger.
焦っていると怪我をする可能性が高くなります。これから年末に向けて慌ただしくなりますが、焦って怪我をしないように気をつけましょう。
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