「I like it very much.」
「I love that vase.」
のように、英語には”v”を使った単語がたくさんあります。
「very」と言ったつもりが「berry」と思われたり、「vase」と言ったのに「vest」と勘違いされたという方も少なくないのではないでしょうか？そして、”b”と”v”の聞き取りも簡単ではないですよね。
“b”と”v”が違うだけで、異なる意味になってしまう単語はたくさんあります。なので、発音の違いを身につけることはとても大切です。
今回は、英語の「b」と「v」の発音とリスニング。「berry」と「very」の発音の違いについてまとめてみました。
「b」と「v」の発音
英語の「b」の音は日本語の”バ行の音（ばびぶべぼ）”とほとんど同じなので、難しくはないと思います。
“ba be bi bo ba” …うん、言える
逆に、「v」の音は日本語にはありません。なので、「v」の音を聴きとる練習と、「v」の音を出すための発音の練習が必要になります。
「b」の発音
先ほどお話ししたように、「b」の音は日本人にとって難しい発音ではありませんが、簡単に「b」の発音のコツをまとめておきますね。
「b」は、唇を閉じて息を止める。そして、上唇と下唇の両方を用いて、息を押し出すように発音します。
「b」はこんな音です。
閉じた状態の唇を強くはじくのが「b」の発音のコツだよ！
では、「b」発音の練習です。
「b」の後ろには基本の母音（aeiou）が続きます。すべての単語に意味はありません。あくまでも発音の練習です。
「b」はブと息を押しだしながら発音しましょう。
「v」の発音
日本人が苦手な「v」の発音。
「v」は、上の前歯を下唇に軽くかむ感じに当て、その隙間から「ヴ」と息を出す音です。
文字だけで説明するのは難しいので、耳を澄ませて音声を何度も聴いてみてください。
「v」はこんな音です。
上前歯で下唇をはじくことが「v」の発音のコツ！
では、「v」発音の練習です。
「b」の練習と同じように、「v」の後ろには基本の母音（aeiou）が続きます。すべての単語に意味はありませんが、あくまでも発音の練習です。
発音する瞬間に唇で振動を立てることを意識しましょう。携帯がマナーモードになっていてバイブレーションする時の、あの振動です。
「berry」と「very」の発音
では、「berry」と「very」の発音を練習してみましょう。
「berry」の発音
まずは、「berry」から。
be：「b」は、唇を閉じて息を止める。そして、上唇と下唇の両方を用いて、「ブッ」と息を押し出すように発音します。
「プッ」と息をだすと「p」の音になるよ
【動画付き】英語の「L」「R」の発音とリスニング。「lock」「rock」正しく発音できますか？
「very」の発音
次は、いよいよ「very」の発音です^^
ve：「v」は、上の前歯を下唇に軽く噛む感じに当て、その隙間から「ヴ」と息を出す音です。
「フ」と息を出すと「f」の音になるよ
「b」or「v」で違う意味になってしまう単語
bat – vat
best – vest
base -vase
ban – van
boat – vote
bow -vow
発音がひとつ違うだけで、違う意味になる単語がたくさんあるね～
Yup. That’s why it’ very important to practice pronunciation.
そそ。だから、発音の練習はすごく大切だよ
【動画】「b」と「v」の発音
まとめ
今回は、英語の「b」と「v」の発音とリスニング。「berry」と「very」の発音の違い！についてまとめてみました。
日本語にはない「v」の音ですが、「v」と「b」の音との違いは分かりましたか？
日本語と英語の発音の仕方は違います。まずは音の違いに気づき、そして、何度もネイティブスピーカーの発音を聞いてまねをしてくださいね。英語に限らず、真似をすることは上達への近道です^^
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