アメリカ滞在中、アメリカ南部で有名な某スーパーマーケットで2年ほどキャッシャーのアルバイトをしました。日本でもキャッシャーのバイトをしたことがありますが、アメリカのスーパーで体験したことは日本のものとは全然違いました。
今回は、アメリカのスーパーでバイトをした時の話。学んだのは英語だけじゃなかった。【前半】です。簡単な英会話フレーズもあります^^
こちらもおすすめ👇
スーパーでのバイトを選んだ理由
アメリカに住み始めて間もなくの頃だったので、本当はESLスクールに通おうと思ったのですが、近くにスクールがありませんでした。ハイウエイに乗ったら行けそうだったけど、免許をとったばかりだったので高速を運転する自信がなく…..(…今もですが💦)
お金をもらえるし、英語も勉強できるからいいかも?という理由でバイト先を探し始めました。工場でのバイトもあったけど、英語はあまり使わなそうなのでパス。ちょうど、よく行く近くのスーパーに申し込みできるスタンド(ATMみたい)があったので、申し込みしました。希望はキャッシャー。
パートのキャッシャーとして働くために申し込んだ
面接~雇われるまで
英語は苦手だけど
申し込みをしてから数日後、ストアマネージャーからインタビュー(面接)の連絡が入る。
英語で話すことにかなり苦手意識があったので、知らない人、しかもストアマネージャーと英語で話すのはかなり緊張….. インタビューでは、日本での学歴、職歴、雇われたらどの部門で働きたいか、あと、ビザを持っているか聞かれる。
面接結果は「You are hired!(雇います!)…..Your English is pretty good.(英語なかなか上手ですね」といわれる。お世辞でもうれしい。
仕事が見つかった!
パートキャッシャーとして雇われた
あるテスト、初体験
日本では聞いたことがない(ないですよね?)、薬物を使用していないかを調べるテスト。
口の中を綿棒でさっとこすられる。日本のインフルエンザのテストと似てる?
もちろん、パス。(ここで引っかかると、もちろん内定は消される)
テストに合格した!
バイトだけど、働く前に本格的な研修
実際働き始める前に、会社の歴史、会社のポリシー等についてのオリエンテーションを受ける。
張り切ってスーツを着ていったら、みんなT-シャツ&ジーンズだし…. エアコンがめちゃくちゃ効いていて、スーツ着てきてよかった。
日本でバイトした時、こんなに本格的なオリエンテーションはなかった。こんなオリエンテーションがある会社はアメリカでも珍しいらしい。一人一人をただの社員としてでなく、家族の一員(A member of the family)のように扱う、というのがこの会社ポリシーらしい。ちなみに、設立者の大きな写真が、店の入り口周辺にどーんと飾ってある。
新しい仕事のためのオリエンテーションに参加しました
この会社は”メンバーを家族の一員のように扱う会社”として知られている
アメリカのスーパーで働いてみて、びっくりしたこと
お客さんにタダで商品をあげる
棚の値段とレジの値段がちがったら、その商品はFree(無料)になるというポリシーがあった。
木のまな板が棚の値段と違うというお客さん、bagger(商品をレジ横で袋に詰める人)が棚の値段を見に行くと、やはり、レジで表示される値段と違う。
マネージャーを呼ぶと、「Oh, our mistake. Sorry about that.(私たちの間違いです。すみません」と、$25(約3,000円)のまな板をあっさりとお客さんに渡すマネージャー。
数日後、同じお客さんが私のレジに。また同じまな板を持ってる。値段修正お願いのプリントを渡したけど、修正しなかったらしい…..
…..そして、また前回同様、そのお客さんはまな板を無料でゲット。
まな板だけでなく、他にも値段間違いが何度もあって、”値段修正してね”ってプリント渡しても、なおってないことが何度もあり。
値段間違いのため、そのお客さんは木のまな板を無料で2枚ゲットした
食べかけのパンやお菓子の袋があちこちに
これは、旦那とあるスーパーで買い物していた時のこと。ポテトチップスの棚を見てると半分食べかけの袋を発見。ほかの通路に行くとまた棚にも袋が開いたお菓子があった。
旦那に聞くと、支払いしないで食べてしまう人がいるらしい。子供がしたのかと思ったら、子供だけじゃない… お金を払わず申し訳ないと思ってか、ちょっと中身が残っている。ちなみにジュースの飲みかけもあった。私が働いていたスーパーではあまり見なかったけど、ある一定の地域のスーパーやお店で起こることが多い。詳しいことは書かないけど…
日本では万引きは聞くけど、店内のものを開けて食べる人は見たことがなかったのでおどろいた。
棚に半分食べかけのスナックの袋がお店にいくつかあった
後半👇に続く…
アメリカで突発性難聴になった時の話…